いつ相談すればいいの?
大人の矯正治療
大人の矯正治療は歯と歯茎が健康であれば基本的にはすぐに始められます。
歯周病のある方は矯正治療を行う前に歯周病の初期治療を行って頂きます。
子供さんの矯正治療
子どもさんの矯正治療は、歯並びや歯の生え変わりの状態によって最適な開始時期が異なります。
当院ではなるべく歯を抜かない治療を行うため、早期の治療を行う場合が多くあります。
最適な治療開始時期は患者さまによって異なりますが、当院ではいつ始めても治療費は変わりませんので、噛み合わせが気になる場合は、早めのご相談をお勧めしています。
すぐに治療を開始しない場合は、ブラッシング指導や歯の出て来るスペースを確保しながら経過観察を行います。
治療開始までのながれ
受付
- 問診票のご記入をお願いいたします。
- 歯並びの気になるところや、ご希望などをご記入いただきます。
診察
お口の中の状態を診察いたします。 写真撮影 等
- 歯並びは見た目だけでなく、奥歯のかみ合わせも大切です。
- お口の中はご自分ではよく見えませんので、色々な角度からデジタルカメラで撮影することにより、
問題点をご一緒に確認することができます。 - 必要な場合はレントゲンの撮影および口腔内のスキャンを行う場合もあります。
治療方針・費用等の説明
- 歯並びは各個人で千差万別です。
- 当院ではすべての写真資料をデジタル化していますので、
多くの症例のプレゼンテーションを用意しております。 - あなたによく似たかみ合わせの治療経過をご覧いただき、わかりやすい説明を心がけております。
- また、矯正治療にかかわる費用、お支払い方法などを詳しく説明いたします。
カウンセリング後には、以下の内容を記載した資料をお渡しします。
- 当日に撮影した写真
- 当日説明させていただいた治療計画 ( 検査結果によっては多少変更される場合があります )
- 料金についての説明
- 矯正治療についての説明
- 検査を行う場合の注意事項
※説明には十分な時間をかけるために、必ず予約をお取りください。
※初診料は2,200円です。
期間回数について
- ■ 子供さんの矯正治療(乳歯が残っている子供さん)
- 一般的な治療期間と通院回数
- 一あくまでも目安であり、ケースによって前後します。
- 治療期間:2年前後
- 治療回数:20回前後
- ■ 永久歯列の治療
- 一般的な治療期間と通院回数
- 一あくまでも目安であり、ケースによって前後します。
- 治療期間:2年〜3年
- 治療回数:20回〜30回
矯正歯科治療に伴う
一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
- 知覚過敏症になることがあります