開   咬

上下の前歯が咬み合わない状態を開咬といいます。前歯で食べ物をかみ切れないだけではなく、聞き取りにくい話し方になります。

早期の側方拡大による治療

開咬は多くの場合、指しゃぶりや舌突出癖(下記参照)などが原因でおこります。上下の前歯の間に常時指や舌が介在するために、前歯が正しい位置まで生えることができないのです。そのためこの習癖が改善しないと矯正治療で歯並びだけを改善しても再発する可能性があります。
舌突出癖のあるお子さんの多くは、上下の歯列の幅が狭かったり、鼻炎等のため鼻での呼吸ができにくく、口で呼吸しいたりします。そのため、安静時の舌の位置も前方にあります。
早い時期に上下の歯列を側方拡大する事によって、舌がお口の中で正しい位置をとりやすくなります。また上顎を拡大することにより鼻腔も拡大され、鼻の通りが良くなる場合もあります。
開咬の患者さんでは、早い時期に安静時及び嚥下時の舌の位置や、呼吸などの機能を改善することが重要です。

症例 1

8才の女の子です。鼻閉があり、嚥下時に舌が前方に突出しますので、上下の前歯が咬み合いません。 また上下の歯列の狭窄のため前歯にガタガタがあります。
症例 2

7才女性です
喘息、鼻閉がありいつも口を開けています。上顎が極端に狭いため、上顎の奥歯が両側とも下顎の奥歯より内側にあります。舌の突出により前歯部は開咬となっています。
症例 3

人の開咬治療は、矯正治療の中でも最も困難なものの1つです。
開咬の患者さんは前方部が開いているので、舌を前方に出す事により前方部を閉じて飲み込む習慣が長く続いています。
その癖が改善しないと、また再発する可能性があります。
症例 4

8才男性です
鼻閉がありいつも口を開けています。舌の突出により前歯部は前方に傾斜しさらに開咬となっています。筋機能の改善にトレーナーを使用してもらいました。
舌 突 出 癖 舌突出癖とは、指しゃぶりや前歯の生え替わりで出来た前方部の隙間に、舌を突出して口の内を閉鎖することにより食物を飲み込む習癖です。舌を前方に突き出し前歯を前方に押し出したり、上下前歯の間に突出する事により、歯ぐきの発育や前歯が出てくるのを妨げてしまいます。

 

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